おじさま「お嬢さん、名刺を受け取ってもらえないかな?」
百貨店で、おじさまに声をかけられた。
現在職探し中だし、名刺だけでも受け取っておこうと思い、
名刺を受け取るだけなら。
と答えた。
おじさま「お嬢さんは結婚していらっしゃるの?」
しておりません。
おじさま「なんでまた?!!!!」
まあ色々。
おじさま「お嬢さん、ロッキード事件知ってますでしょ?」
もちろん。
おじさま「田中角栄はね、自分で自分の首を締めてしまったんです。」
こういう類の話が大好きなあずきちゃんは、耳を傾けた。
おじさま「 角栄は、”これからはアラブ諸国と仲良くしなければいけない。”って言ったんですよ。」
おじさま「でもアメリカはイスラエルを支持していたでしょう? 日本がアラブ諸国と仲良くするようになったら、アメリカとしては面白くない。」
おじさま「だから、角栄のアラブ支持がアメリカの逆鱗に触れてしまって…
角栄はアメリカにハメられてしまったんですよ。」
出典:25万部突破の『田中角栄 100の言葉』、今もっとも売れる政治家本に
おじさま「じゃあお嬢さん、中国の薄熙来(はく きらい)は知ってます?」
どういう漢字ですか?
おじさま「”薄い” と書いて、”はく” と読むんですけどね。」
ちょっとわからないです。
おじさま「△※✖︎♢;〜☆※〜」
あずきちゃんには話が難し過ぎて、” 習近平は薄熙来のことが大嫌い “ということしか聞き取れなかった。
おじさま「このようにね、誰しもね第三者に知られてはいけないことがあるんですよ。秘密にしないと。」
おじさま「いくら払えばあなたと会えるでしょうか? 私とあなただけの秘密で。秘密の関係です。」
あれ?名刺をくださるだけではないんですねw
おじさま「パパ活は興味ないですか?」
ないです。
おじさま「あなたの提示する金額お支払いしますよ。」
間に合っているので結構です。
おじさま「純粋だな〜。」
ええ、純粋なんです。
では、失礼します。
てか、純粋もなにも…
生理的に無理ですから!!!!!
それに、おじさまもあずきちゃんがマスクを外したら衝撃受けると思うよ。
あずきちゃんはその日、「絶賛パパ活中」の男女を何組も見た。
だって明らか女の子は高校生や大学生だし、おじさんが女の子の洋服を一緒に選んでるんだもん。
あのボディタッチの仕方とか見ても、父親ではない。
汗水垂らして稼いだお金を、女の子を買うために使って情けなくないのかな?
自分の子ども、もしくは孫世代の女の子に。
女も女で金のために自分を売って、情けなくないの?
てか、パパ活ってなんだよ。
援助交際だろうが。
コロナ禍にも関わらず、堂々と活動していらっしゃってすごいわ。
あずきちゃんに声かけてきたおじさまは、やたらと「秘密」という言葉を繰り返していた。
今年の漢字が『密』になるくらい、黒い秘密で社会は溢れている。
自分に不利になることは権力の力、お金の力で秘密を貫き通し、まるでなかったことかのようにされる。
でもね、いくら人には秘密を貫き通せたとしても、神様にはそれは通用しないよ。
<悪側、サタンとそちらに属した者たち>は「悪の行為と制度」を「善」と見なす。
<悪>に属して生きて<悪の法>を行なったので、自分の行為を「功績」と見なし、「善」と見なす。
<自分側>は、「不法」も自分の主観どおりに「正しいこと」と見なす。
ただ<神様>が判断してこそ完全だ。
<人間の行ない>が「言葉」になって神様の耳に聞こえる
2016年10月26日水曜日の御言葉