2013年3月14日、家族に内緒で辞職。
2013年3月15日、母と妹とJOURNEYのコンサートに行き、楽しい1日を過ごす。
2013年3月16日、家出決行。
あずきちゃんの一人暮らしが始まる。
(※あずきちゃんが信仰を持つ前の話です)
全財産一桁万円。
ありがたいことに、冷蔵庫と洗濯機は前の住居者が置いて行ってくれた。
そもそもあずきちゃんが家出をしたのは家族との問題ではないけど、諸事情により家族と連絡を取るつもりはなかった。
というか、ある人物に禁止されていた。
しかし、留守電に残された母の言葉を聞き、母に連絡をした。
段ボールと新聞を敷いて寝ていると言うと、両親が実家に余っていたSimmonsのベッドを持って来てくれた。
あずきちゃんは段ボールからSimmonsベッドに一気に格上げされた。
置き手紙を置いて、勘当される覚悟で家出したのに、家族は優しかった。
TVはダラダラ見ちゃうけど、ラジオは音だけだから集中して聞こうとするし記憶に残るよ。
世の中の情勢は知っておかないとダメだよ。
と、ラジオをくれた。
ラジオって畑仕事する時に聞くものじゃん。
と、最初はほざいてたけど、見事にあずきちゃんはラジオにハマった。
番組にもよるけど、TVより無駄がなくて、断然有益な情報を得ることができる。
先日8月15日、あずきちゃんは75年前の玉音放送や戦時中のプロパガンダを再現した『戦後75年スペシャル 封印された真実〜軍属ラジオ』を文化放送で聞いた。
家出してからあずきちゃんは、情報収集の一手段としてラジオを愛用している。
そのラジオが戦時中、まさか戦争のために利用されていたなんて。。。
日本の戦況が厳しいときでも、「日本は勝っている」と虚偽の情報をラジオで流し、国民の戦意を高めていた。
ナチスのゲッベルスは「嘘も100回言えば真実になる」と言ってたしね。
鈴木貫太郎も、「人間は間違ったことでも、それを繰り返し耳にしていると、いつの間にかそれが真実に聞こえる」って言ってたよね。
また日本はラジオ・トウキョウで戦意喪失させるために、連合軍向けに英語でプロパガンダを行なった。
そして米兵向けに、若い女性が恋人に語りかけるようなトークと人気の音楽を流すことで、政治色を薄め娯楽色を持たせた「ゼロ・アワー」という番組を始める。
「Hi~ 太平洋のみなしごさん、あなたたちのお船は全部沈んじゃったのよ。どうやってお家に帰るつもり?」
「今頃、あなたたちの奥さんや恋人たちは他の男とよろしくやっているわ」
「あなたが狐の穴みたいなところで戦っている間、あなたの奥さんや恋人はきっと淋しい思いをしているわ。そんな女には必ず誘惑者が現れるのよ。」
「ゼロ・アワー」で流れる女性の甘い声のトークは米兵の心を射止め、米兵の間ではこの女性アナウンサーたちは「東京ローズ」と呼ばれ人気が出た。
一方アメリカ側は、VOICE OF AMERICA(VOA)という国営放送で日本に向けて日本語で和平を呼びかけた。
日本に和平を呼びかけていた人物がエリス・ザカライアス海軍大佐。
出典:戦後70年 日米和平に尽力した、あるラジオ放送の真実。 Huffpost
この人物は戦前に、アメリカ大使館員として日本に駐在していたこともあり、日本語も流暢で日本ツウだったそう。
VOAは短波で日本にラジオを流していたが、そもそも当時の日本は短波ラジオを禁止していたため、国民は中波ラジオしか聞くことが出来なかった。
サイパンが陥落したことにより、アメリカは日本へ中波ラジオが届く位置に基地を持つことが出来るようになり、中波で日本に向けて放送するようになる。
しかし日本側は真実を国民に知られては困るためジャミング(通信妨害)でアメリカに対抗した。
親切にも? VOAは「次はここに空襲を行なう」ということを予めラジオで日本に伝えていた。
聞くことができたのは日本のお偉いさんと、通信影響を受けなかったほんの一部の田舎の人だけ。
もし日本国民がアメリカのラジオを聞いていたなら、事前に避難も出来ただろうに…
分かってこそ、先に行うことができます。
2020年8月16日 主日の御言葉
お偉いさんたちは事前に空襲情報を知っていたのに…
国民の命よりも勝つことを重要視していたことがわかる。
アメリカが空襲の情報をラジオで流していたのもプロパガンダの一環。
戦時中のプロパガンダは、戦局を優位にするためのもの。
だから、必死に日本は虚偽の情報を日本国民に向けて、戦意喪失を狙った内容をアメリカ兵に向けて、ラジオで発信していた。
一方、アメリカは日本の敗色濃厚な事実、和平を求め、日本に向けてラジオで伝えた。
あずきちゃんは今まで「プロパガンダ」を、嘘を言うことで人々に影響を与え、扇動するものだと思っていた。
しかし、真実さえもプロパガンダになっていたのだ。
(情報の発信元がはっきりとしていて事実に基づく情報で作られたものをホワイトプロパガンダ、情報の発信元を偽り嘘や誇張で作られたものをブラックプロパガンダと言う。)
ラジオが和平交渉としても使われたし、戦意を高揚させるための武器としても使用された。
ラジオを通して心理戦が繰り広げられていたのだ。
現在でもプロパガンダは行なわれている。
ちなみに現代では主に、政治的な宣伝行為をプロパガンダと呼ぶけれど、「プロパガンダ」の語源はラテン語で「種を蒔く」「接ぎ木する」という意味。
1622年のカトリック教会の布教において設立された、布教聖省( Sacra Congregatio de Propaganda Fide) に由来している。
宗教的な思想を宣伝し、その思想に誘導するための手段として、プロパガンダと言う概念が出来上がった。
プロパガンダという語自体は本来、中立的なものであったが、この宣伝活動は対立するプロテスタント 教会には大いに脅威になったため、偏った考え方への誘導、情報操作による洗脳といった意味合いを持つようになり、プロパガンダは軽蔑的に使われる語に変わっていった。
もともとは政治的な意味ではなく、宗教的な意味として使われていたんだ。
ってことは、このあずきちゃんブログもプロパガンダになっているのかな!?笑
あずきちゃんはありのままに書いてるだけだけどね〜。。。
人々は「見て聞くこと」には脳が発達して、見て聞くことには脳をよく使って生きる。しかし脳の一番重要な部分、つまり「分別する脳、確認する脳」は発達していなくて、「分別の能力」が弱い。
「見て聞くこと」で問題が起こるのではない。「分析し、分別し、確認し、判断する段階」で最高に問題が起こる。
2014年2月1日土曜日の明け方の箴言
どの貝に真珠が入っているか分からないから、まず貝を開けてみて、その中に真珠があるかないか、確認しなさい。そのあと真珠が入っている貝は受け入れ、ない貝はないと不信するのだ。
確認したあとに決定だ。
2014年1月29日水曜日明け方の箴言
<誤解>はむしろ「害」になる。
2020年8月10日月曜日の明け方
戦時中に比べ、現在は情報量が多い。
だからこそ、分別力が必要。
情報を鵜呑みにするんじゃなくて、まず分別!確認!
今日もあずきちゃんはラジオを聴いている。