聞く姿勢、の巻

あずきちゃんは、人前で話すことが苦手。

そして、話が下手。

この性格では就活の面接で不利になること間違いない。

そこで、面接対策のために、知り合いのアナウンサーがやっている「話し方教室」に通い始めた。

話し方教室に通うのは、会社の役員、経営者、司会者、教師など様々な方で、平均年齢50才。

この教室では毎回、一人一人スピーチをしなければならない。

あずきちゃんは、この時間がとにかく苦痛だった。

ただでさえ、人前が苦手なのに、
親世代の社会経験豊富な人たちの前で大学生の小娘がスピーチだなんて。。。

幸いにもみんな優しい人だったから、いつも温かくあずきちゃんのスピーチを聞いてくれた。

あるレッスンの日、いつものようにあずきちゃんはみんなの前でスピーチを行なった。

いつもだったら、あずきちゃんの方を見て聞いてくれるのに、この日は先生と一人の男性以外、みんな下を向いていた。

あずきちゃんのスピーチ、つまらないのかな?
この雰囲気の中でスピーチするの嫌だな…
なんかやりにくい。

と、思いながらスピーチをした。

先生「あずきちゃん、いつも笑顔でスピーチしてるのに、今日は途中から笑顔が消えちゃったけど、何かあった?」

一生懸命、笑顔で最後までやったつもりだったけど、やっぱり見破られていた。

以前、平林都さんの講演会に行った時、

「私が話していても、メモを取ってる人は少ない。それに、ただじーっと座ってるだけで、話しにくいわ」

と平林さんが言っていた。


出典:エレガント・マナースクール

あずきちゃんは平林さんの指導の仕方は好きじゃないんだけど、平林さんのこの言葉には共感出来た。

前に立つと、大人数だとしても聞き手の様子がよ〜くわかる。

「この人、違うこと考えてるな〜」
「あの人、眠たいんだろうな〜」
「あの人、つまらなさそうだな〜」

ってね。

聞き手の態度によって、スピーチする側の意欲も進行のしやすさも面白いほどに変わってくる。

スピーチに限らず、個人の会話でも言えるよね。

相手が自分の話に興味がなさそうで、上の空だと話す気が失せる。

逆に、関心を持って聞いてくれると気分よく話せる。

あずきちゃんはスピーチで悲しい経験をして以来、 ” 聞く姿勢 ” を意識するようにしている。

自分がされて嫌なことは、他人にもしたくないからね。

対象に力がなく反応しないときは 主体も力がない。

聞いても反応がないなら何のために話すだろうか。
話す力もないし初めから話さない。

主体と対象はつながっていて 互いに力を受ける。

天が主体になってあなたたちに働きかけるとき 対象の反応によって、その働きかけが変わるのだ。

相手の反応、相手の力がものすごい。

対象が反応すること、 対象が立てる条件と、対象が与える愛によって 主体が変わる。

2015-09-19 相手によって左右される

でもあずきちゃんは長時間座っているのが苦手だから、聞く姿勢が崩れてしまってる時もあるんだけどね。

(御言葉を聞いている時とかね。)

実は、あずきちゃんは御言葉を聞く姿勢においてしばらく悩んでいたことがある。

キリスト教では「まことにそうです」「そうありますように」という意で祈りや賛美歌の最後、説教中に「アーメン」と言う。


(ここはBerlinのカイザービルヘルム教会だよ)

でもあずきちゃんは、大きな声でアーメンと言うタイプではない。

どっちかというと、説教中は心の中でアーメンと唱える派。

だから、信仰を持ち始めた時はいちいち声に出して「アーメン」と言う人が鬱陶しく思えた。

なんか、不自然に感じてしまうんだよ。

本当に「アーメン」って思ってんのか?
闇雲に「アーメン」って言わんで欲しい。

でも、御言葉の中でも「反応をしなさい」と言われることがある。

反応って何?
「アーメン」って大きな声で言うこと?
「アーメン」って言わないと、信仰が悪いってことなの?

⇧これが悩みだった。

神様の考えの次元が高すぎて、あずきちゃんには理解し難いことや、疑問に感じることがある。

そういう時は、心の中でも「アーメン」と言えない。

「アーメン」とは「そうありますように」という意味もあるから、その場で理解出来なくても「アーメン」と言った方が良いのかもしれない。

でもあずきちゃんは、自分にも神様にも嘘をつきたくない。

本当に納得してから「アーメン」を言いたいというプライドがある。

理解、納得出来なかった場合は、「私はこう思います」「失礼ですが、全く理解出来ません」「意味がわかりません」と祈るようにしている。

まぁとにかく、「反応しなさい」と言われると、あずきちゃんはすごく憂鬱な気分になっていた。

声に出してアーメンと言わないあずきちゃんは、どうせ信仰が悪いですよ〜。

そこで、あずきちゃんはが話し方教室に通っていた時のことを考えてみた。

スピーチしている時、声を出して反応する人はいなかった。
でも、うなずきながら聞いてくれたり、目の色、表情や態度を見ただけでも、話を真剣に聞いてくれていると感じたな〜。

ってことは、声に出して「アーメン」と言うことだけが反応とは限らないよね!?

内容は全然覚えてないんだけど、ある時あずきちゃんは飛行機についてスピーチをした。

経営者「この前のあずきさんのスピーチを聞いて、今までそんな風に飛行機を見たことなかったけど、あずきさんの視点で見てみたら面白かった。」

あずきちゃんがスピーチで紹介したことを、この経営者の方は実践してくれたのだ。

しかもわざわざ感想を伝えてくれて嬉しかった。

 反応しなさい。 これは行なうということだ。

集中して聞きなさい。
集中するということは 「価値を知っている」ということだ。

2015-12-14 御言葉を伝える時と聞く時の姿勢

声を出して「アーメン」ということだけが反応とは限らないんだね。

あずきちゃんが信仰を持つ前の初代メンターが

「潜在意識を味方にしなさい」

「たとえば、営業の仕事がうまく行ってないとする。
期限を決めて、” ◯月◯日までに必ず3件新規契約する ” と潜在意識に働きかけると、実現するのよ。」

「必ず出来ると思いなさい。そうすれば、潜在意識が錯覚して出来るようになるわ。」

と、言っていたのを思い出した。


参考:ストアカ はじめての潜在意識【あなたの行動の97%はコントロールされている】

その瞬間理解出来なくても「アーメン」と敢えて声に出すことで潜在意識に落とし込むってことか。

あなたの心と精神を掴むことができるように 口で認めてあなたの精神を生かし、掴みなさい。

2012-01-31 アァメンの歴史

大きな声で「アーメン」を言う人のことを鬱陶しいとか言って、ごめんなさい。

神様が喜ぶことの一つは感嘆、驚嘆、反応だ。
反応が大きいほど行動が大きくなる。

2020年8月23日 主日の御言葉

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