“こい”の匂いがする!
親友ちゃん「何、乙女みたいなこと言ってんの?!」
乙女…?
親友ちゃん「 そもそも “こい” の匂いってどんな匂いだよ?!」
まさにこの匂いだよ!
親友ちゃん「全くわからん!」
めっちゃ生臭いじゃん!!!!
親友ちゃん「もしかして魚の鯉のこと?」
当たり前じゃん。
親友ちゃん「恋のこと言ってるかと思った。」
それ、あずきちゃんも嗅いでみたい!
(高校時代のエピソード)
あずきちゃんの家には昔、池があって鯉を飼っていた。
あずきちゃんのじいちゃんが趣味で作った池。
日本庭園にあるような立派な池ではないけど。
でも、あずきちゃんが子どもだったからなのか、かなり大きな池だった記憶がある。
池は家から少し離れたところにあって、あずきちゃんはじいちゃんと鯉に餌をやりによく行った。
餌を持って行くと、鯉たちが口をパクパクしながら寄ってくる。
パクパクしながら大量の鯉が寄ってくる光景は、あずきちゃんにとっては恐怖だった。
(あずきちゃんにとって鯉のパクパクした姿は怖いので、可愛い画像を。)
でもある時、池の鯉が全滅してしまっていた。
それを機に、じいちゃんは池を埋め立ててしまった。
ちなみに、あずきちゃんの家にいた鯉は、じいちゃんが裏の川で釣った鯉で、高価な錦鯉ではない。
高値がつく錦鯉は泳ぐ宝石と言われ、平和の象徴とされている。
なぜ平和の象徴なのか?
A. 錦鯉は争うことをしないから。
あずきちゃんの家には鶏がいたんだけど、新しい鶏を小屋に入れると絶対その子はいじめの対象になる。
(じいちゃんは、いじめられた鶏のために新しく小屋を作ってあげていた。)
このように鶏や他の動物や人間のように、ボス的な存在がいたり、テリトリーを巡る争いは錦鯉にはない。
だから新しい錦鯉を池に入れたとしても、すぐに馴染み合うらしい。
そして、錦鯉と言えば模様。
(模様のない錦鯉もいる)
どの錦鯉も模様が様々で、同じ模様の錦鯉は一尾もいないんだって。
一尾一尾、個性通り存在している。
錦鯉の争わない性質、個性豊かなところから、あずきちゃんは聖書のイザヤ書11:6~8を思い出した。
6 おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、
7 雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、ししは牛のようにわらを食い、
8 乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をまむしの穴に入れる
これは、動物について話しているのではく、人間を動物に喩えている。
一つの家庭を見ても同じ母から産まれても羊のように優しい人がいるかと思えば、トラのように非常に怖い性格の持ち主もいます。
羊のような人々は親のそばにいて親に仕えますが、トラのような人々は強くて大胆なので早くから世の中に出ていって早くから成功するようになります。
このように同じ母胎から産まれても違うということです。
それを獅子や狼などと表現しました。
結果的に見て狼のような人、羊のような人、獅子のような性格を持っていた人たちが以前は互いに戦って互いのために生きることを知らなくて、お互いに攻撃していた世界だったのが、お互いを恋人を愛するように大事にし、自分の個性を生かして理想世界になるということです。
この全ての個性の人たちが神様の理想的な御言葉が宣布されるときは互いに一つになるということです。
神様の理想世界になるためには互いに一つにならなければなりません。
いくらいいものを食べて暮らしているとしても、心情が合わないなら、そこにはいられません。
理想世界というのは神様が治めなければなりません。
私(鄭明析氏)にも皆さんにもできません。
しかし神様が一人でなさるのではなくて、神様の御言葉を聞いて聞きしたがってついてくる人たちと一緒にするのです。
1997-05-04 主日の御言葉
神様を信じ、御言葉を聞けば無条件に自分の悪い性格が変わるわけではないし、争いがなくなって平和になるわけでもない。
御言葉を聞いて、実践を繰り返すことで徐々に変化して行く。
結局、自分がやらなければ変化しない。
自分の短所を直すことや、大きなものを得ようとするときは、時間がかかり根気が要る。
あずきちゃんの問題点は、「欲しい!」「やりたい!」と思ったものはすぐに手に入れたいタイプだから、根気の要ることは諦めて放り出したくなるところ。
銀は表面にありますが、金は深く掘って行った時に得ることができます。
深い所に隠されています。埋もれています。
それを得るためには困難があるということです。
それは普通のものではないから、超越したもっといいものだから、それを得るためにはそれだけ労苦、それに該当する労苦が必要だということです。
2020年11月10日 火曜日 明け方の御言葉
成長すれば成長する程、価値が上がる錦鯉のようになるには、あずきちゃんはまだまだ忍耐と労苦が必要なわけね。
でも、自分を作り上げた時に “泳ぐ宝石” ならぬ “歩く宝石” になるのだろう。
余談だけど… コイキングの説明として、ポケモンずかんには以下のように書かれていた。
ちからも スピードも ほとんどダメ。 せかいで いちばん よわくて なさけない ポケモンだ。(『ポケモンソード』より)
ながれの はやい ところでは ただ ながされて いくだけの ひよわで なさけない ポケモン。(『ポケモンシールド』より)
” なさけない “ って。。。